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ご使用時の注意
本装置をお使いになられるときは、次の事項をお守りください。
●酸素制御装置の内部の機器に触らないでください。特に、バルブ類は調整済
みですので、絶対に触らないでください。
●指示調節器のSP値[酸素濃度設定]以外は絶対に触らないでください。
●低酸素室内で睡眠をしないでください。(仕様に記載のある場合は除く)
●酸素制御装置から供給される低酸素空気を直接吸入しないでください。
(仕様に記載のある場合は除く)
◎ 必ず実施
●警報ブザーが鳴ったならば、速やかにトレーニングを中止し、入室者を退室
させてください。
●オペレータは、酸素トレーナー(一般社団法人日本低酸素トレーニング協会
の資格)及び酸素欠乏危険防止主任者の資格を有することが望ましい。
●供給される低酸素空気は過度の低湿空気で室内の相対湿度が20%以下
になることが考えられます。室内に、加湿器の設置が望ましい。
入出者が低酸素室に入室する前に、下記の事項の説明や確認を必ず実施してください。
●入室者に必ず下記の事項を説明し、入室の有無を確認してください。
・室内が低酸素状態であること
-1-
・入室の目的
・体調が悪くなったり、気分が悪くなったら直ぐに退室すること
●入室前に入室者の心拍及び酸素飽和度を測定し、記録してください。
●入室したら直ぐに運動させないで10分以上の安静状態を確保してください。
●下記の人は、絶対に入室させないでください。
・酔っ払っている人
・妊婦
・風邪を引いている人
・心臓疾患、呼吸器系疾患のある人(医者の指導のある場合は除く)
・安静時酸素飽和度が90%以下の人
特に、高度400m以上の運転の場合
●前室で、十分に体を慣らしてください。
●入室者には、心電計の装着及び常時監視を必ず行ってください。
●室内には、酸素ボンベを装備してください。
低酸素トレーニングの関係者以外の入室は、労働安全衛生法上、禁止されています。
●低酸素トレーニングに関係しない人(部外者、清掃者等)の入室は禁止してく
ださい。入室が必要な場合、室内の酸素濃度が18%以上であることを確認
して入室させてください。
装置を適正に維持管理し、安全に、末永く使用するために、下記の事項を守ってく
-2‐
ださい。
●周囲温度が5℃以下では、空気圧縮機を運転しないでください。
ドレンの凍結により、故障の原因になります。
●1ヶ月以上の運転停止は避けてください。少なくとも、1ヶ月に30分以上は
運転してください。
●日常点検及び定期的な点検・整備を必ずしてください。
本装置には各種のフィルター類が装備されているが、生成される低酸素空気は
人間が呼吸する空気であり、また、装置のトラブル防止のためにも特に、吸入空気の清浄性に注意してください。
空気圧縮機の設置場所における環境空気の性状は下記の通りである。
●相対温度80%以下の空気。
●水ミスト、溶剤ミスト、オイルミスト等が飛散していないこと。粉塵がないこと。
●炭化水素類は0.013mg/Nm³(0.01ppm wt)以下
●腐食性ガス(硫化水素、亜硫酸ガス、塩化水素、フッ素等の強酸性ガス)を
含まないこと。
●強アルカリ性ガス(アミン、アンモニア、苛性ソーダ等)を含まないこと。
●ほこりやゴミの少ないところ。
空気圧縮機の設置環境で、自動車排気ガス、タバコ煙、塗装剤、消毒剤、殺虫剤等の
有機溶剤の使用が確認できる場合には、速やかに装置を止め、換気等を行い、影響が
なくなったことが確認できるまで運転の再開を絶対にやめてください。
-3-
酸素センサは、装置を適正に使用するための重要な機器ですので、下記の注意事
項を守ってください。
特定の雰囲気ガスでは、測定誤差を生じたり、劣化を早めますので、下記のガスに
注意してください。
◎注意
●可燃性ガス(メタン、アルコール、水素、一酸化炭素の可燃性ガス)
●シリコン系ガス(シロキ酸を含むシリコン系ガス)
たとえば、シリコンの接着剤や充填剤、シリコンオイル、シリコンパウダー等
●フレオンガス(CI等ハロゲン原子を含むフレオンガス)
●Sox, H₂
酸素センサの指示値に注意してください。
◎注意
●大気圧状態で、酸素濃度の指示値が20.6%以上あることを、毎日確認してくだ
さい。
●酸素濃度の指示値が20.5%以下の場合、校正か交換が必要です。
高酸素室の使用について、安全上、下記の事項を厳守してください。
◎禁止
●火気厳禁。
●消火器を装備してください。
●燃えやすい物は、室内に置かないでください。
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含まないこと